手元供養本舗日記【2010年5月】
手元供養本舗日記【手元供養ってなんだろう】
ちょうど1週間前、葬儀系の専門誌の方と夕食を共にしていました。
彼とは、かれこれ長い付き合いでいろいろ情報交換しながら刺激しあう仲なんです。
そこで、業界の今後やこの業界にいる私たちのあるべき姿等を語り合うのですが、仏事は伝統のある(伝統という言葉が正しいかどうかは分かりませんが)私たち日本人が後世に残していかなければいけない大切なものですが、その一方でもっとご遺族様の意思や思いに答える柔軟さがあるものも出てきてもいいのかなとは思っています。
それが手元供養なのかなとまでは申しませんが、年々ご遺族様の想いやニーズは変わります。また、「こんなこと言ったら怒られる」や「常識のないと思われるのではないか」と聞きたいことも聞けなかったりすることもあります。
やはり、仏様をしっかり供養そして、ご遺族様もご自身がこれからも安心して将来を向けるように手助けすることが大切なんだと思います。
それは、グリーフケアや手元供養という枠ではなくみんなの心の中にその気持ちが芽生えることこそが本当の姿であり文化として根付くための必須条件かと思います。
その為に出来ること、今後も熱くかかわって生きたいと思います。
5月26日(火)