手元供養本舗日記【2010年5月】
手元供養本舗日記【父親のグリーフケア】
先日行なわれた『SIDSオープンフォーラムinとやま』にてSIDS家族の会 近畿支部代表の田上克男氏が「がんじがらめの父親のグリーフケア」というタイトルで講演をなされた。
大切な方をなくされたご夫婦のなかで問題になるのは、夫婦の温度差。
一般的に、男性の方が女性よりも早く社会に復帰し、いつの間にか何事もなかったかのように日常生活に戻っているように奥様方には見えるとの事。
そして、「主人は冷たい」、や「何を考えているんだか分からない」となってしまう・・・。
しかし、はたして本当にそうだろうか、そこで田上氏は「砂のお城」という表現でお父さんの気持ちを表現されていました。
ひょっとすると、お風呂やトイレでないているかもしれない。
そもそも、母親と父親の悲しみ方が一緒とも限らないかもしれないとも。
それを聞かれていた、ご遺族のお母様方もそんな風には考えたこともなかったと・・・。
お父さんのグリーフケア、すごく大事なテーマだと思います。
5月19日(水)