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悲しみがやさしくなるとき―子どもを亡くしたあなたへ  1/22

「悲しみがやさしくなるとき―子どもを亡くしたあなたへ」というタイトルの本をみつけました。
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そうすると、こんなレビューが



この本には、世界中、いつの世にも変わらぬ子供を亡くした親の悲しみ、生き方、子供への想いがつまっています。

私も生まれたばかりの子供を亡くした一人の母親です。深く・・・暗い先の見えない沼におちたようなー悲しみの中にこの本に出会いました。題名に誘われ、この悲しみはやさしくなる日がくるのだろうかという思いつつ読み始めました。

「上手な悲しみかたがあります。それは、悲しみに身をまかせることです~」という文があります。そうなんです。。。悲しみは乗り越えられるものでも、立ち向かうものでもないんです。

子供を亡くすと夫婦の間にも友達や周囲の人々との間にも、心の戦いが潜んでいます。そのことで、悩む人も数多くいると思います。
そのことも、あたりまえであることだと、この本は認めてくれます。
人生の大掃除・・・人間関係の再構築をすることは、悪いことではないとー。

親の肩にのしかかる重い悲しみの荷物が、いつの日か・・・子供を感じられる柔らかいショールになる日がくることを願ってやみません。

心の痛みを包んでくれるショールを感じられる1冊だと思います。


私の娘は、交通事故で亡くなりました。事故に合うその日まで元気だった娘が、突然変わり果てた姿で私の前に横たわっていました。人事と思っていたのに・・・でもこの本を読んで、これは現実で私の人生がその日から全て変わった事を思い知らされました。この本に書いてある全ての言葉が、思いが、私の全てでした。読んでいて、とてもとても辛かった。まるでどん底に突き落とされた様な気持ちになったからかもしれません。一度はこの本を投げ捨てました。でも、最後まで読まずにはいられませんでした。まだ娘を亡くして日が経っていないので、自分自身この本をどう感じたか、わかりません。でも又この本を読み返す事があるという事だけは、確信を持って言えます。私の全てですから・・・



この本のなかに
「人間関係の再構築をする」というようなことを書いてあって、
とても救いになりました。
子どもを失うという経験をすると、
それまで親友と思っていた人、大事にしなければと思っていた人が
もはや自分にとって大切な人ではなくなるかもしれない・・・。
それでもよいのだと。
それは決してあなたの人間性が劣っているからではないと。

日頃分別のある人であればあるほど、
人間関係を思い切って再構築するのに抵抗を感じると思うのです。
私たちは、人をむやみに嫌うのではない、ましてや憎むのではない・・・。
けれど罪を憎んで人を憎まず・・・、などを美徳として教えられ、
それゆえに、自分は人間的に出来ていないのでは、あるいは、

自分はなぜこれほど心の狭い人間なのだろうという罪悪感、
劣等感に悩まされるのです。

それらの感情を持つのはごく当たり前だということを
繰り返し繰り返し聞かせてもらえないと、安心できないのです。
なかなか人の言う言葉を信じられなくなっている遺族を
安心させることができる言葉にあふれているこの本を、

同じ思いに苦しんでいる方々にぜひ読んでいただきたいです。




子供を亡くし絶望の淵に立たされた私にとって、
この本は生きる支えになりました。
「いつまでも泣いていても仕方ない」
そう周囲から言われがちな私たち。
でも悲しみは消えないのです。生きている間ずっと。

私はそれをおかしい事なのかと思い始めていました。
自分はおかしくなってしまったのではないか・・・。

でもこの本はそんな私の全てを受け入れてくれました。
いくつになろうと何年経とうと悲しみを抱えたまま
その悲しみの上に成り立つしかない人生。
それでもいい。それが当たり前だと言ってくれました。

この本は私たちの言葉です。もし周囲に子供を亡くし
明日が見えない人がいて、その人にかける言葉に
迷っている人がいたら読んで欲しいです。




この本、『悲しみがやさしくなるとき』は、文化や宗教の違いから来る違和感も覚える事なく、すんなりと心に届き、かつ、今、私のある姿(どちらかといえば、なさけない姿)をそっくり肯定してくれているような気がします。

ああ、今のままでもいいのだ、とこの種の本を読んではじめてほっとしました。同じくお子さんを亡くされたお母さんの依頼で事が進み、彼女の助言もあった、と後書にあるのを見て、なるほど、と得心しました。

私のように、特に社会的に意義のある行動をとる訳でもなく、立ち直るなどという事は考えたくもないタイプの沢山の子供を失った親達(こちらのタイプの方が大多数のように思うのは私だけでしょうか)にとっては、本当に安心出来る記述がほとんどです。

頑張らなくてもよい、!立ち直らなくてもよい、他人の言葉に痛みをよけい覚えるのは当方の性格が悪いからではない、夫婦の仲が一度はこじれてもごくごく普通の事、いつまでも思い出にしがみついていても恥ずかしい事はない、姿が見えなくても一緒に居るのだと考えるのは間違っている訳ではない……。

時には、同じ体験をした者達からも否定されたりした今の私の姿を、そのままに認めてもらえている、と感じられるのはどんなにホッとする事か。こんな私でも、この本は否定しない。それもありよと認めてくれる……そんな気がします。



幸いと言うべきか私は、子どもを亡くすという大きな悲しみには遇ったことがありません。
ただ、親しい方で、お子さんを亡くされた方がいらっしゃって、
どう声をかけて差し上げればいいのか・・・・と思いあぐねた結果、
その話題に触れるのはタブーなのだと、勝手に決め込んでいました。

 でも、この本の中で「いつまでも子どもの話をしてほしい、忘れないでほしい」と。
『ああ、そうなのか』と、当たり前のことなのかもしれませんが、改めて知らされました。

 子どもを亡くすという悲しみは、どこまでも他人にはわかり得ないものだとは思いますが、
その回りの人たちがどう接してあげればいいのかも、教えてくれる“やさしい本”でした。



ご興味のある方には、いいかもしれませんね。

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